班長:青島 貞人(大阪大学 大学院理学研究科・教授)
省エネルギー・省資源・低環境負荷型の自然調和型材料を有機/無機分野の融合により創製することを目指す。たとえば、自然界に豊富に存在する炭酸カルシウム・リン酸カルシウム・酸化鉄などの無機成分を、有機成分と融合し組織化することにより、軽量・柔軟・高強度などの優れた性質を発現する材料の構造構築を行なう。ここで重要なのは、有機/無機界面の精密制御および階層構造の形成である。 A01班の分子制御技術を活用し、融合マテリアルの構造構築へと展開するとともに、A03班と共同して新規機能を発現する構造を構築する。