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持続可能社会に望まれる新しい機能性分子材料に関する研究を行っている。これまでは、材料(マテリアル)化学が大きく発展し、高強度・高耐熱性などの高性能材料(ハードマテリアル)がつくられ、私たちの生活を便利に豊かにしてくれた。新しい時代に重要となるのは、省エネルギープロセスで作られ、情報や分子を認識・伝達・変換する、あるいは自己修復するなど様々な高機能を発揮する材料(ソフトマテリアル)である。このような材料を分子の自己組織化・超分子化という手法を用いて作っている。

具体的には、液晶・ゲル・光・電子機能性高分子・有機/無機積層複合体などの機能性分子集合体を、分子の構造やそれらの間に働く相互作用(水素結合・イオン相互作用・電荷相互作用・イオン-双極子相互作用など)をデザイン・合成することにより創り出している。現在の主な研究テーマは以下の通りである。

  1. 液晶: 超分子液晶・機能性液晶
  2. 液晶ゲル
  3. 光・電子機能性高分子/イオン伝導性液晶
  4. バイオミネラリゼーションにならう有機/無機ハイブリッド材料
  5. 機能性高分子材料・機能性分子集合体
加藤研の研究概要

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