液晶材料の設計において、分子形状と分子間相互作用を適切に制御することはきわめて重要である。 本研究では、サーモトロピック液晶性オリゴペプチド誘導体を開発した。扇型のオリゴグルタミン酸分子が形成するカラムナー相において、分子間水素結合が液晶性発現に重要な役割を果たしていることを明らかにした。